芋と中学の部活 後編1

まじでさいあくな思い出

helloべにあずまです

 

 

 

 

これまでのあらすじ

 

 

運悪くいじめてくる幼馴染みと同じ部活に入部した芋。

案の定いじめられまくって一年生を終わらせる。

 

二年生になりそれがさらにヒートアップ!

そんななか「中学生のノリが分からない」と泣きながらMという帰路が同じの同級生に相談するも、よく分からないうちにMからわたしの嫌なところを散々言われて終わる。

 

勉強もうまくいかず病み期に突入するのであった___________。

 

 

 

 

夢も希望もないあらすじ

 

ですね。

 

もういろいろ参ってたんですよ。

 

 

ちなみに先輩が引退してからわたしは副部長になりました。

 

でもこの立場で

「副部長なんだから仕切ってよ!」

って言われることもありました。

 

 

 

 

はあ?

 

 

 

 

そんななかアンサンブルコンテストが近づいてきて。

8人以内で組んで指揮なしで演奏するやつなんです。

チームワーク試されますね。

各学校二チーム出ることができます。

 

その前の年は木管アンサンブルで出ました。先輩がいたのでよかったものの、木管ってそのいじめてくる幼馴染み二人とわたしなんですよ。

 

絶対に嫌ですよね。

 

これまで改善全くされなかったけど顧問に少しずつ相談してたので

 

「すみません木管チーム出来れば避けてください」

 

って顧問に言ったんです。

そしたら

 

「まあ希望者同士で組ませるの大変だからどうなっても覚悟しとけよ」

 

と言われました。

 

 

 

 

運命のチーム分け発表日______

 

 

 

 

わたしのチームは

 

・わたし

・幼馴染みのよくいじめてくる方

・悪口めっちゃ言ってきたM(前編参照)

・全く練習しない転校生

・全く練習しないしリズムがよくずれるパーカッションの同級生

・その他後輩

 

でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやひどくない!?!?!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンバーもしかしたら木管よりひどいですね。

 

 

まさかここまでとは。

 

 

しかもですよ、明らかに曲のレベルがもう一つのチームと違ったんです。

 

向こうの方がレベルが高い。

何個も違う旋律が合わさってて掛け合いもあってテンポ感も難しそうな。

 

楽経験少ないわたしでもわかりますよ。

8分の6拍子ですよ。

しかもアンサンブルですよ。

めんどくさいに決まってるじゃないですか。

 

対してわたしたちはほぼ刻みとメロディーだけ、4分の4拍子、テンポはずっと変わらない。

 

 

顧問の指導もわたしたちのチームと向こうのチーム全然違いました。

 

出来なくても怒られませんでした。

 

向こうのチームは一ヶ所にこだわって先に全然進まないと言ってました。

 

わたしたちのチームは出来てなくてもとりあえず進みました。

 

なんとか形になればそれでいいだろっていう指導の仕方をひしひしと感じました。

 

 

 

 

わたしには経験者の後輩がいたんです。

幼稚園からフルートやってる子なんです。

 

その子が向こうのチームでわたしは要は顧問に期待されていないチームでした。

 

 

やっぱり技量で選ばれたんです。

 

 

二年間わたしは同級生の誰よりも頑張って練習してきたつもりでした。

 

でもダメでした。

 

二年間じゃ到底及びませんでした。

 

 

向こうのチームの同級生の

 

「そっちのチーム楽しそうでいいね」

 

が皮肉に聞こえました。

 

Mから言われた「仕切りたがり」を気にしてしまったり単純にメンバーとの折り合いが悪かったりして非常に声をかけづらい。

 

楽経験浅いので指導は出来ないって言ってるのに

「〇〇(芋)なんか言ってよ」

って言われて他の人にまわしても何も答えてもらえない。

 

 

 

こんなんストレスの塊ですよ。

もう限界でした。

 

 

 

親に何度も何度も辞めていい、逃げていいって言われました。

 

 

 

わたしは大好きな先輩たちの卒業式にソロを吹きたくて、それだけのために部活にいたのにその目的すら投げ出したくなっていました。

 

 

部長に辞めたいと相談したこともあります。

部長は

 

 

そんなことがあったなんて気づかなかった!

ごめんねもっとちゃんと見ておくね!

 

 

と言ってくれましたが、数日後わたしがその場にいたのにも関わらずわたし以外の人でしりとりを始めたのでもう何も信じませんでした。

 

いやね、わたしが入れてほしいって言えば入れてくれたと思いますよ。

 

でもそれじゃ意味ないです。しりとりなんかどうでもよくて、ちゃんとわたしの存在を認知して誘ってくれることが大事だったんです。

 

 

 

辞めることは難しいと分かってました。

アンサンブルは一人欠けただけで成り立たなくなります。

わたしが抜けたらそのチームごとおしまいです。

 

でも、それでも辞めたいっていう気持ちを解って欲しかった。

それほど追い詰められているんです、っていうことを考えて欲しかった。

 

 

 

そこで大事な話がありますと昼休み顧問に時間をもらいました。

 

顧問は大事な話って言っているのに人通りがそこそこある廊下で話を聞き始めました。もうその時点でアウトですよ。

 

これまで受けてきたいじめと今回のアンサンブルでもう限界だということを顧問に伝えました。もうやっていけないと。

 

顧問は

 

 

お前が辞めることで

同級生もそうだし

後輩もそうだし

アンサンブルのチームに迷惑かけるよ

もう出場チームとして登録しちゃったし

それをキャンセルするのも難しいし

なんなら俺にも迷惑かかるよ

 

 

と言われました。

 

続けて、

 

 

お前部活辞めてなにすんの?

 

 

と言われたので

 

 

勉学に今までより一層励みます

 

 

と答えたら

 

 

そんなのみんながやってることだ

辞める理由にはならない

 

 

と言われ、この話はおわりになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ン?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんかもっとこう………

大変な思いしたからさわたし……

 

そんなみんなに迷惑かかること分かりますけど…

 

 

それでも辞めたいって言ったわたしの気持ちってなんだと思われたんでしょうか?

 

部活辞めたいなんて軽々しく言ってるとでも思われたんでしょうか?

 

なんで辛いって言ってる人に追い討ちをかけるように責任の話をし出すんでしょうか?

 

ひどい話ですよ。

 

泣きながら相談してる生徒のこと微塵も考えてないじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

 

帰ってきて親にダメだったと言いました。

 

辞めさせてもらえなかったと。

 

親の堪忍袋の尾が切れました。

 

父はこれまでわたしがされたことを一枚の紙にまとめ、母は先生と話をするために電話をしてくれました。

 

 

 

長くなっちゃったのでまた次に回しますね。

 

ではでは~