芋と中学の部活 後編2
顧問と同級生はゆるさん
helloべにあずまです
これまでのあらすじ
一年生、二年生といじめにあってきた芋。
我慢ならず顧問に部活を辞めたい相談するも、お前が辞めることで迷惑をかけるだの勉学は部活を辞める理由にならないと言われおわる。
そこでわたしの親が立ち上がる____!
学校をとつげき!
我が親が学校に突撃します。
わたしはいやだったこと、辛かったこと親に全て話していました。
無論顧問のことも。
そして何度も担任や他の先生や顧問と話をして、監視下におかれることになりました。
この頃から少しずつ少しずつ前に進んでいた気がします。
父に勉強をみてもらった結果テストの順位を60位上げて合計点数は100点上がりました。
恐ろしいことに理科は40点から80点と倍の点数になりました。
やればできる子だったんだなぁと思います。
そして夏休みの課題の人権作文で優秀賞をとりました。
日々うけてるいじめとわたしの家族の素晴らしさを綴っただけなんですけど。
内容が内容だったので校長に呼び出されました。
なんと校長がわたしのバックについてくれることになりました。
まじで?
そしてその冬銀魂に出会いました。
面白くて面白くてすぐにハマりました。
それからというもの性格がどんどんどんどん明るくなって、もともと描くのが好きだった絵をまた描き始めるようになり、それが思い切り熱中できる趣味になりました。
中学生のノリもだんだん分かっていって、無茶振りにもちゃんと乗れるようになりました。
頭のネジのはずしかたを銀魂で学んだお陰だと思います。
いじめが無くなったわけじゃなかったけど、心の支えが増えて前のわたしよりすごく強くなりました。
そしてなんとか最後の大会を終わらせて、長かったわたしの部活生活が終わりました。
その後はほぼいじめてくる幼馴染みたちと関わらなかったです。
こんなに楽になるんだなぁと思いました。
そのあとを勉強漬けの日々を経て、兄が通っていた一番頭がいい高校の二番手にあたる高校に入学することができましたとさ。
なにこれドラマ?
高校では吹部以外に入ろう
嫌な目にあいました。
吹部以外に入ろうと誓いました。
誓ったはずなのに、
吹部でまた優しい先輩に巡りあってしまいました~!!!!!!!!!!!!!!!!
…………………………
結局吹部
でもね、そしたらわたし史上最大の推し先輩ができたんです!!!
S先輩っていう、かっこよくて可愛くて顔良くて声良くてトロンボーンがよくお似合いで理系で甘党の背が高い先輩!!
劇ではシンデレラの王子様役をしてたんですよ。まあ女性なんですけど。
かっこよすぎて全わたしが泣きました。
わたしが吹部に入らなかったらと考えると恐ろしくなりますほんと。
S先輩を見るために学校行ってます。
アイドルというか天使というか女神というか。
その先輩を語り合う友達もできました。
はあーーー……………………………………………
こんど先輩語りもしますね。
あの時わたしが吹部を辞めていたら、絶対に吹部に入ることはなかったと思います。
最後までやりきれたからこそまた吹部に入ろうと思えた。
しかも中学生のころはなんでわたし吹部に入ったんだろうって後悔してたけど今は間違えてなかったなと思います。
そうじゃないとここまで成長しなかったと思うし、なによりS先輩に出会えなかったから!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだかハッピーエンドで迎えられたような中学生活でしたが、いかがでしたでしょうか。
わたしは幸いにも家族が暖かくてなんとかなりました。
父は勉強を教えてくれて、母は話を聞いてくれて、兄は毎日「今日嫌なことはなかったか」と聞いてくれて、妹たちはまだ事情をよく掴めていなそうな顔をしながらそれでも色々察してくれました。
わたしはすごく恵まれていたんです。
たくさんたくさん恩返ししなきゃなと思います!!!
最後までよく分からん芋の部活動生活見届けて下さってありがとうございました。
人を嘲笑ったり無視したり意図的に避けたり仲間外れにしたりするこんちくしょうがまわりにいるよクソが!って人は誰かに相談してくださいね。ちなみにわたしはこれらのことをされたたびに親に愚痴ってました!
ではこれにて終幕~👋